独自の特許成分で、毛髪補修の課題に挑む「ENNEO」

皮膚本来のバリア機能に着目した先駆的なイノベーション。新しい敏感肌用成分「TaKuMin」

株式会社ナボカルコスメティックスは2022年12月、毛髪の内部損傷を修復するブランド「ENNEO」を発表します。

毛髪の損傷には、表面と内部のダメージの2種類があり、内部のダメージは、表面のダメージと比較すると非常に修復が困難になります。
例えば、日常生活での不適切なブラッシングや、高温のドライヤーを頻繁に使用すると、毛髪の内部構造に損傷を与える原因になります。また、紫外線や大気汚染等は、毛髪の内部に空洞を形成し、毛髪に不可逆的なダメージを与える可能性があります。このようなダメージが内部に蓄積された状態でシャンプーを行うと、さらに内部の栄養成分が失われ、化学結合が切れやすくなり、毛髪の内部構造は緩みがちになります。

当社研究チームは、一般的に難しいと考えられているシャンプー前のタイミングに着目し、毛髪の内部補修にターゲットを定めた研究を重ねました。
そして乳酸菌GUFHSL-69を用いてマツタケを発酵させた新規物質「CIMIVO」に、毛髪の内部損傷を修復する効果があることを発見しました。(特許成分CIMIVO、日本特許権第7026755)
さらに、緑豆科植物から抽出した成分「SOUTY」(化学構造図1)を融合する事により相乗効果が期待できることを発見しました。

図1:SOUTY化学構造

緑豆科植物から抽出した成分「SOUTY」の構造には複数の水酸基とカルボニル基が含まれており、これらの基はCIMIVOと化学結合を形成し、CIMIVOの毛髪補修効果を大幅に向上させる可能性が関連研究で判明しました。同時にSOUTY構造の官能基は、毛髪の損傷部分にある遊離スルフヒドリル基と結合して化学結合を形成するため、CIMIVOは毛髪内部に固定され、シャンプー時に流失しにくくなります。

シャンプー前の毛髪修復に着目した、CIMIVOとSOUTYを配合したENNEOシリーズは2023年発売予定です。

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https://kyodonewsprwire.jp/release/202212281763